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熱海クリフサイド　火災感知器の更新工事（全面自動試験機能化）

総戸数290戸の大型リゾートマンションにおいて、火災感知器の更新工事を実施しました。

本物件では、受信機は既に最新のGR型に更新されていたものの、館内全域に設置されていた約1,700個の火災感知器は、すべて一般型感知器のままでした。今回の工事により、すべての感知器をPA型に更新したことで、建物の運営面・防災面の両面において施設価値の向上を実現しました。

＜運営上課題＞
・一般型感知器では、火災発報時に主にエリア単位での表示となるため、誤作動時も含め、発報箇所の特定に時間を要していた。
・専有部によっては感知器の設置数が多く、消防設備点検における作動試験の実施に相応の時間を要していた。

＜提案・改善内容＞
・PA型感知器への更新により、発報箇所の個別表示が可能となり、迅速な発報位置の特定が可能となった。
・感知器の自動試験機能により、作動試験および感度試験の実施が不要となり、点検時間の大幅な短縮が実現した。

今回の更新工事を通じて、今後もより安全かつ効率的な建物管理の実現に貢献してまいります。